2013版サンチェス・カサルテニスアカデミーの練習徹底検証!!Part4!ラリー練習ではドリルでの硬い動きをなめらかにしていくところが良い!(前編)


ラリー練習ではドリルでの硬い動きをなめらかにしていくところが良い!

後ろへの動きと前への動きの注意点をそれぞれ紹介しました。

後ろへの動き
前への動き

そして、もう一度一連の動きを動画で紹介します。

ここからがよく誤解を招いていることに対しての答えになります。実際にラリーする時は、上の動画ほどは形にはめません。というか球出しと違い、規則性が少ないラリーでは、すべてのボールをしっかりと形にはめることは不可能です。下の動画は、コーチのボレー返しです。試合よりはボールのペースが遅く、形を作りやすいとはいえ、球出しの時よりは崩れています。でもコーチはそれに対しての注意はありません。前後の動きを怠って、打点が低くなると(特に前のボール)しっかりと前への動きをとるように注意されますが、昨日・一昨日の記事で書いたようなきっちりとした足の決め方までは注意されません。崩れて当たり前という考え方です。よほどひどい場合は注意されると思いますが。。。まずは動画をどうぞ。軽いオチもついてます。

フォアハンドストロークを切り出してみました。

photo:01


ドリルの時よりは、後ろ足が前にでてくるのが早いです。

photo:02


一連の動きがスムーズに流れるようになっています。

photo:03


おそらく、試合になるともっとオープンスタンスが増えます。スパニッシュの指導では、ドリルはあくまで『型』をしっかりと身につけるため、身体感覚に擦り込むために行います。試合中に、最初に紹介した前後の手出しの動きをしろ、というのではありません。ただ、ドリルでしっかりと身につけた身体感覚があれば、それを崩したとしても、重くミスのないストロークを打ち続けることができるというコンセプトの元で行われています。

※2013年12月13日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の部分も修正して2017年4月20日に再度公開しました。

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